まず昨晩の「どうでしょうリターンズ」は、TVKを地デジじゃなくアナログ放送をなんとか受信できるようにしてから録画。Macにデータを引っ張ってiPod化できました。これで2011年までバッチリ。
MacにRD-H1のデータをダビングするのは「vrx」というソフトを使う。RDシリーズは元々、複数のRD間でデータをダビングする「ネットdeダビング」という機能があるんだけど、vrxはMacをRD機として見立てて、ダビングできるようにしてくれるもの。単機能なだけにソフトの使い方はいたって簡単。環境設定がちょっと分かりにくいけど、なんとかバッチリ(リクエストがあれば設定方法を記載しよう)。
引っ張った後は、MPEG編集ツールの定番「MPEG Streamclip」*1で開いてCMカット。引っ張ったMPEG-2はMPEG2 Muxedという、オーディオとビデオが一緒になっている形式なので、iPod書き出しの前にそれを分離してやる必要がある。これもMPEG Streamclipで「Demux to M2V and AIFF」として保存する。でき上がったファイルのうち、.M2VのほうをQuickTime Playerで開くとオーディオとビデオが奇麗に分離されているので、こいつをiPod書き出しすることで、バッチリ。
さて、お次は「ネットdeモニター」をどうするか。Fuckin'コピワンがかかった番組は見れないので、皆さんは「箱」と呼ばれる魔法の機械を導入することで対処していることを発見。今のところは、ソフトウェア的にどうこうできるもんじゃないようなので、これが唯一の解決方法なんだろう。まあ、うちもアナログ接続かつSD画角でしか扱わないので、これでバッチリ…なのだが、「どうでしょう」の問題がクリアした今、ここまで出費することもないか…と、購入には躊躇気味。とりあえず「ネットdeモニター」っぽいことができればいいってことで、いろいろと考えた末、妙案が浮かびました。
押し入れからゴソゴソと取り出したりますは「ADVC-100」。これはアナログ映像をFireWire経由でMacに取り込む機械。昔々に購入したんだけど、最近は全然使っていなかったもの。これをRD-H1に繋いで、FireWireでiMacに接続。QuickTime Pro 7*2の新機能に「ムービー録画」ってのがあって、FireWire経由で入力された映像をH.264やらDV形式でキャプチャできるんですね。これで映像を表示しながら、Webブラウザ(ネットdeナビ)でチャンネルを切り替えなんかをすれば、ネットdeモニターと同じことができるんですよ。録画したかったらそのままQuickTimeでキャプればOK。もーバッチリ。
ということで、しばらくはこの方法で問題なしです。久々にスカっとしたね!
*1 MPEG-2の編集にはQuickTime MPEG2再生コンポーネントを買う必要あり。安いから買おう。
*2 QuickTime Proってイマイチその真価を認知されていない気がするなあ。安いから買おう。
【追記】
2006.3.1 最近はMPEG StreamclipからダイレクトにiPod用ファイルを書き出している。MPEG-4形式で保存って選択すると、細かな設定項目が出てきて、その中に「iPod」ってボタンがあるわけです。それをポチっと押すとH.264のパラメータがセットされます。僕はさらに2-passのチェックをつけて書き出しています。MPEG StreamclipからのH.264書き出しは結構時間がかかる(2-passだし)んですが、一晩やらせておけば朝には出来上っているので、それでまあバッチリ…。Intel搭載Macだとどれくらい速いんだろう…。
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