KenG Blog

とりあえず最初の22カ国に入れて、ホっとしました。寝て、起きたら近くのソフトバンクショップに行ってきます。

しかし、白か黒か悩む…。今の気分は白だけど、黒も捨てがたい。

…とTwitterノリで書いて寝た後、昼飯食いに行きがてら自転車で近くのソフトバンクショップへ。一店目は「うちは代理店なので予約はできないんですよ。渋谷に直営店があるので、そちらだと大丈夫だと思いますが…」とのこと。渋谷まで出ている時間がなかったので、二店目行ってみるとあっさり予約完了。

ただ、「7/11にきちんとモノが渡せるかは分かりません。値段も、月額料金も今は不明ですがよろしいですか？」と念を押されました。まあ、連絡先と希望モデルを登録してきたってノリですね。7月頭には諸々判明するようなので、そこで連絡を入れてもらうことにしました。予約したのは16GBの白モデル。最後まで黒にするか悩んだけど、まあいいでしょう。

携帯アドレスは〜〜@softbank.ne.jpを使わず、mobilemeにします。携帯向けメールはそれでプッシュメール（自動受信）にして、PC用メールと別個に管理。最近、PC用メールをGmail経由で受信するようにしたのですが、ポンポン鳴ってうるさそうだから、Gmailは手動受信にしておこう。今回のOSアップデートでもメール検索ができないのは残念。そういう意味でもブラウザ経由でGmailにお世話になります。

今回の基調講演を今し方、一通り見ました。最後の30分でiPhone 3Gが登場したから、話題はそこばかりですけど、僕は全然違うところで注目したのが2つ。まず、ロケーション情報を扱うアプリのデモ場面（開始19分あたり）。アドレス帳で近くにいる人だけを絞り込めて、その人が何マイル離れたところにいるかが表示されてました。もう一点はLooptというロケーションベースのSNSサービス（開始36分あたり）。とある理由から、この2つにはいろいろ思うところあり。見終わった後で、あれこれと考え込んでいました。

しかし、価格と月額料金は気になるなあ。16GBが299ドルだから、今のレートで考えると32,000円。これをどこまで下げてくるかが興味深いです。月額はホワイトプラン＋スマートフォン向けパケットプランだって孫社長は言っているが、iPhone向けのプランは作らないのかな。月額6,000円なら、予備機としてdocomoの激安携帯とか買っても良いかも。あ、docomoからのiPhone販売はこれを見る限り、完全に消えましたね。最後の一言が余計。「新たな競争が始まりましたね」とか言えば、現実認識ができているってことで救いもあるのに…。

【追記】

◎2008.6.11

そういえばちょっと前に「携帯電話とiPod touchを持ち歩けば、iPhoneなんていらないよねえ」という発言を、おまえらが言っちゃいかんだろ…って会社の方々が話されていたそうで。その話を聞いたときに、iPhoneってその真価がきちんと理解されるかな、と不安になりましたよ。iPhoneとiPod touchって、すべての機能と交わされる情報が「オープンな通信」の上に成り立つ機械なんですよ。コミュニケーターっていうと平易な感じがしますけど、そういうもの。つまり、いつでもインターネットに繋がっていることが大前提の機械です。そういう意味では、iPod touchって限定された場でしか真価を発揮できない。

あと、近視眼的にはGoogleのAndroidをiPhoneのライバルとして担ぎ上げて、対iPhone戦略を打ち出す国内メーカーが年末あたりから出てくると思います。docomoもそうするでしょう。でも中長期的に見ると、iPhoneとAndroidって実は同盟軍ですよ。だって、日本のメーカーとキャリアは「携帯が機能強化していく」って発想だけど、AppleもGoogleも「PCが小型化していく」って発想であり、Androidに乗っかった途端に、今のクローズドなサービスモデルはすべて破壊されます。それってつまり、iPhoneと同じ地平に立っているってことです。僕は早く、その地平が見たいな。