今回の企画は8月から9月にかけてのロケなので、お二人とも夏着。でも前枠後枠は雪の積もる北海道、というonタイムで放送されている新作のくせに、まるでどうでしょうDVDを見ている感覚に襲われます。気になる企画内容ですけど、僕は「世界各地の絵はがきの旅」だと勝手に予想していましたが、そんな金のかかる割には面倒くさい企画はするわけもなく、欧州制覇 第三弾でした。ってことは、出演陣のお二方は2006年、それもかなり短期間に何度もヨーロッパ(カンヌだ、ワールドカップだ)に足を運んでいたことになりますね。
僕は東京在住ですが、北海道は札幌にいるどうバカ師匠のI氏が、なんと北海道で放送された翌日に速達でDVDを届けてくれるという、もうホントに素晴らしいサポートをしてくれていまして、感謝感謝でございます。届いたDVDは丁寧に開封した後、30分ほど神棚に奉って、厳かにDVDプレイヤーに挿入する……くらいの気持ちをもって、やおらiMacのDVDに突っ込んでリップしてます。もちろんその後はiPod用にエンコして、iTunesのライブラリへ。来月やってくるApple TVの主要コンテンツなのです。はい、どうでしょうのためにApple TV買いました。
ちなみにiPodエンコは普段、MPEG StreamclipでCMカットしてからH.264書き出ししてますが、今回のはどこかでタイムコードが狂っちゃったみたいで、この方法でエンコすると、カットした後の場面からリップシンクが思いきりずれました。なので、一旦M2V+AIFFに書き出し、それを再度読み込んでからエンコすることにしています。
さて、肝心の番組内容ですが、相変わらずゆるい。「茶王!」とか「旅のカリスマどうでしょう軍団」「大怪我したぞ、大怪我したぞ」などなど、どうでしょう語録を増やすような編集がされていますが、例えばベトナムのような企画発表の盛り上がりもなく、大泉さんがごねる前に移動開始になるなど、一夜目はあっさりした感じです。
「相変わらずゆるい!」「もうどうでしょうは終わった」など、西表から顕在化してきた悲観論者も相当数いると思いますが、西表でハマり、約1年で全エピソードを一気に見まくった人間としては、まあ、あんなもんじゃん? 逆に企画発表が壮大な騙しっていうエピソードのほうが、実は少ないと思うんですが。
ただ今後の展開は期待しますね。過去2回の欧州企画も、企画発表はわりとあっさり。でもなし崩し的にキツイ状況に追い込まれていくという展開なので、今回も結局は血気盛んな大泉さんあたりが「これでアイルランドに行かないなんて、緩すぎるぞ藤村くーん」「アイルランドに行かなかったら、ボク番組辞めます」なんて武闘派の発言を期待したいなあ(東京ウォーカーって例もありましたが)。
はい、そんなわけで今日は第二夜。いったいどうなるか、ボクは金曜日をひたすら待ちます。
p.s. 金曜日にDVDが届いて、それを見終わったらすぐにTVKでクラシック(オーストラリア)。週末はそれらを楽しんで、週が開けたらTOKYO-MXTVでこれまたクラシック(絵はがき)。もうなんか……凄い事になってます。