RSS

初出:2010年5月23日 13:20

3/18、怒涛の6週連続ライブのスタートは佐野元春のデビュー30周年「前夜祭」ライブでした。でも観客としてではなく、ステージ裏でせわしなくしていたり、PAブースでiPhone片手にYouTubeとかTwitterとかしていまして。なので感想としては一言。「日本でWilco的なライブアンサンブルができるのは、The Hobo King Bandだけじゃない?」。短い感想で申し訳ないので、頑張って頑張ってMWSに特集ページを作りましたよ。

2010/3/23 ボブ・ディラン@Zepp Tokyo

前回の来日が2001年の武道館だったから、実に9年ぶりの来日。しかもライブハウス級のハコで14回も公演するという、万年ライブ男の面目躍如。僕は東京2日目となる23日に行ってきました。東京公演は後半に行くに従って、演奏する曲が凄いことになっていたようですが、23日のセットリスト
はこんな感じ。「It's All Over Now」「I Don't Believe You」あたりはイントロで即座に分かりましたが、そうじゃない曲が多数。メロディとかアンサンブルとかって話じゃなく、ディランが辻説法のように独特の抑揚で語りだすと、それに反応してバンドがアンサンブルを組み立てるという、かなりフリーフォームな展開。バンドの力量が凄いから、それで全然説得力がある。「The Memphis Blues Again」~「John Brown」~「Under The Red Sky」は鳥肌ものでした。ディランはオルガンがメインだったけど「Under The Red Sky」で唯一ギターを持ち、シングルトーンの奇妙なソロをずっと弾いてましたな。いやあ、もう2回くらい行きたかった。チケット代は12,000円と凄いことになってますけど、その価値十分にありでしたよ。

Jamie Collum - 2010/4/8 @ Zepp Tokyo

Twitterで来日を知ったときにはチケットは完売。まあ、むちゃ見たいってワケでもなかったのでそのままにしてましたら、ひょんなことから前日に突如チケットを入手。Zepp Tokyoに通い詰めだなーと感じつつ行ってきました。Jamie Cullumのイメージといえば、ジャズをベースにしたアバンギャルド&ポップなピアノマン。そんな感じでしたけど、ボーカルといいピアノといい、卓越した技能をもったエンタテイナーでした。ステージ前面でスタンド付きマイクで朗々と歌ったと思えば、踵を返すようにピアノに滑り込み演奏し、最後には客席に飛び込む。ある曲では、バスドラ、スネア、ハットのパターンを口で演奏し、それをサンプリングマシンに重ね、ツマミを回して音を作り、そのオケをバックにピアノで歌うという一人多重録音をステージ上で展開。それがまったくもって繋ぎ目なしだから、スゴイスゴイ。最後まで見て思ったのは、この人はジャズなのかというと違いますね。ジャズのフレーズは随所にあるんだけど、じゃあ曲の8小節とか切り取って、それがジャズに聞こえるかというとそうじゃない。いろんな音楽要素をジャズでラッピングしている...というのが正しいような気がした。素晴らしいアーティストです。

Carole King & James Taylor - 2010/4/14 @日本武道館

'60~'70年組み第二弾はキャロル・キング&ジェームス・テイラーのジョイントライブ。最近、世界的にカップリングライブが多いご時世ですが、この二人と一緒にダニー・クーチー、ラス・カンケル、リーランド・スカラーがバックを支えるというんだから、そこで鳴る音は当然あの音なわけですよ。たぶん新しい音は何もないだろう。だからこそ見ずにいられない。そんな気持ちでいましたが、なにせチケット代が...。でも一念発起で武道館のC席をゲット。行ってみると2階席の一番上からステージ真横を見つめるという、数ある武道館人生でも最悪の席。音なんて全然よくないし。これがThe Whoだったら落胆していただろうけど、ゴリゴリの演奏をするわけでもないので、十分楽しめました。そこで鳴っている音はどこをどう聴いても'70s。周りを見渡すと還暦過ぎた方々がたくさんいましたが、この人達が30年前に武道館に集まって、70年代のポップミュージックを楽しんでいた、その雰囲気をリアルに疑似体験できましたよ。第一部ラストの「Natural Woman」で相変わらずこみ上げてくるものあり、周りを気にせず歌いまくり。後半のハイライトは「You've got a friend」...じゃなく、その前にやった「Fire & Rain」~「It's too late」のメドレー。これは凄かった。かくも業深き2曲を続けざまにやられますと、その後に友達がどうたら言われても印象薄いわけです。オーラスは案の定「Locomotion」でしたが、2階席最上列では全然音が回っちゃって、終り方としては今ひとつでした。【教訓】この手のライブは多少お金を払ってでも、良い席で聞こう。

Wilco - 2010/4/23 @ Zepp Tokyo

詳しくは単独のエントリーで書きます。...が、これだけは言わせてほしい。人生最上級のライブでした。この日の音源は今でも2日置きくらいに聴いていますが......、今でも体中の血が沸騰する。Wilcoも凄かったし、客が凄かった。何もかも最高。至福の瞬間。

Stereophonics - 2010/4/26 @ 渋谷Duo

これもチケットを取ってもらいまして、行ってきました。この日は分刻みのスケジュールでして、7時までミーティングして、そのままタクシー飛ばして駆けつけたんですが、前半20分くらいは聞くことができず。でも、バンドでやる「Maybe Tomorrow」を久々に聴けたし「Have a Nice Day」も聴けた。ライブ定番曲もたくさんやりつつ、新作『Keep Calm and Carry On』の曲も良い感じ。この5つのライブでは一番ハードロッキンなギグだったので、こう感じたのかもしれないけど、Stereophonicsって単なるハードな演奏を信条とするバンドじゃなく、ポップであり、ケリーのブルーアイドソウルな味もあり...というのがユニークなところ。これこそが浮き沈みの激しい'90s UKバンドの中で、比較的安定した活動を続けている秘訣だと思います。なので、ライブはちょっと単調なハードロッキン過ぎかなって気もした。まあ、そういう側面も大事だからね、とても楽しめました。

Googleさんは、この記事をこう解釈しました

記事の詳細ページ

記事の全文を表示します。関連するコメントやトラックバックなどもこちらからどうぞ。

本日のBGM

★印があったら「これは聴いてみてほしい!」という推薦曲です。曲名をクリックするとiTunes Storeへジャンプします。

'; // loop through the songs in the array and get 4 fields that I want to see foreach ($songs as $song) { $output .= '
  • '; if ($song["Rating"] == 100){ $output .= ''.$song["Rating"].''; } $output .= '
    '; $output .= '
    '.$song["Name"].''; $output .= '
    '.$song["Artist"].''; $output .= ''.$song["Album"].''; if ($song["Year"]){ $output .= '('.$song["Year"].')'; } $output .= '
  • '; } // end the table $output .= ''; // show my new table print ($output); } ?>

    Now & Then

    Twitter Updates

      OAuthRequest('https://api.twitter.com/1.1/statuses/user_timeline.json','GET',array('screen_name' =>$search_word,'count' =>'3')); //Jsonデータをオブジェクトに変更 $oObj = json_decode($vRequest); //var_dump(json_decode($vRequest)); //オブジェクトを展開 for($i_tweet = 0; $i_tweet < sizeof($oObj); $i_tweet++){ $screen_name = $oObj[$i_tweet] -> {'screen_name'};//ユーザーID $profile_image_url = $oObj[$i_tweet] -> {'profile_image_url'};//プロフィール画像のURL $text = $oObj[$i_tweet] -> {'text'};//ツイート $date = $oObj[$i_tweet] -> {'created_at'};//時間 $tweet_time=strtotime($date);//Unixタイムスタンプ形式に変換 $now_time=time();//現在の時刻をUnixタイムスタンプで取得 $relative_time=$now_time-$tweet_time;//つぶやかれたのが何秒前か if($relative_time<60){//ss $displayTime = $relative_time.'秒前'; }elseif($relative_time>=60 && $relative_time<(60*60)){//mm $displayTime = floor($relative_time/60).'分前'; }elseif($relative_time>=(60*60) && $relative_time<(60*60*24)){//hh $displayTime = floor($relative_time/(60*60)).'時間前'; }elseif($relative_time>=(60*60*24)){//日付 $displayTime = date('n月j日',$tweet_time); } //表示 echo '
    • ' . $text .'' . $displayTime . '
    • '; } ?>
    follow me on Twitter