ゲットしたプロジェクタはソニーの「VPL-CS2」。2000年10月に発売され、今はもう生産中止。でも当時で348,000円もするんだから、大したものである。
早速、仕事部屋に置いてみる。このプロジェクタにはVGA端子があるので、iMac G5の外部モニタとして繋ぎ、システム環境設定のモニタを見てみると「VPL-CS2」とあっさり認識。iMac G5は通常、外部モニタをミラーリングにしかできない(Intel版iMacはDVI出力でデュアルディスプレイ対応)。そこで、「Screen Spanning Doctor」というソフト(正確にはAppleScript)で、無理やりデュアルディスプレイ設定にしたところ、これがバッチリ。ちなみに、Screen Spanning Doctorで切り替える際は、システムの言語環境を一旦USにしてからにしましょう。
さて、プロジェクタを導入する際に常に問題になるのが「どこに投影するか」。でかい壁とか、専用のスクリーンとかがないと投影できないわけだが、うちみたいに狭いマンションには、まっさらな大きな壁などあるわけもなく、たいていの壁には前に何かが置いてあったり、ドアがあったりする。あれこれ悩んでいるときにフっと気がついたのが、ロールカーテン。仕事部屋と居間を仕切るのに、白いロールカーテンを使っているんだけど、これに映せばいいんじゃないか? ということで早速実験。すると、まあまあ良い感じなわけですよ。でもでも、白いカーテンって言っても絵がパキっとするほど白くはないし、遮光カーテンじゃないからプロジェクタで投影すると光が透ける。
そこで、一念発起して買っちゃいました。プロジェクタ用ロールスクリーン。最初は年末の慌ただしい12/30に東急ハンズへ行ってみた。そしたら「ロールスクリーンキャンペーン」とか言って割引価格で販売されていたものの、種類は少ないし、どれも高価。予算的には3万円くらいかなーなんて甘い考えをしてたものだから、8万とか言われるとゲンナリ。そこで家に戻ってネットショップを隈無く探したところ「インテリアコンポ」というお店で、80インチ(NTSC)のスプリング式プロジェクター スクリーンが29,400円で売っているではないか。横幅とかスクリーンの大きさも唯一ピッタリだったので、ここは迷わず即効注文。当然到着は年明けだろうし、在庫がなければさらに遅れるだろうけど、まあ気長に待ちましょう……と待つこと2週間。この週末にようやく到着しましたよ。
設置はロールカーテンと同じなので、今のカーテンと金具を外して、同じような金具を壁に付けてロールスクリーンをパキっとはめるだけ。ガーっと下に引いてみると、よくオフィスなんかにあるスクリーンそのまんまで、ちょっと味気ないけど、プロジェクタを投影してみると、とても良い感じ!
そんなわけで、図らずも80インチクラスの大画面を手に入れてしまいました。これでスターウォーズなんか見ちゃうとサウンドにも懲りたいと思うのが人情ですが、そんなことをし始めるとズブズブとハマって抜けられなくなるので、自制心を鍛える訓練をしましょう。それに最適な映像ソースはこちら↓
この大きさで「水曜どうでしょう」見るのって、マジでバカっぽいね。なおかつ、これってiPod用にエンコしたソースだし。