Today's BGM :
Tax Man from the album "Revolver" by The Beatles ベタベタですか、そーですか。
今年もそろそろ確定申告の季節。2/16〜3/15までが提出期限(青色の控除額55万円期間)なんで、さてとそろそろ用意するかーという感じ。昨年までは白色申告だったが、今年から青色に変更したので、決算書なるものを作らないといけない。一応、青色申告用のソフトは買ってあるが、中学時代の簿記の成績が散々だった自分に、果たしてどこまでできるんだろう…。今回、役に立ったWebページは「All About」のフリーランス。ここに「初めての青色申告ガイド」という特集があり、これがなかなか分かり易かった。
何はさておき、2004年度の領収書を月別に整理するところから始めたのだが、これが予想通りの大変な作業。「あれ? こんなところで金使ってったっけ?」なんていう使途不明金が続出するのは序の口で、とにかく自分の記憶力を問われる場面の連続なのだ。なんとか仕分けが済むと、次は自作のExcelファイルにまとめる作業。去年までは科目なんて適当に付けていたんだが、青色申告する際のルールである複式簿記では、勘定科目ということで科目が決まっているので、これに当てはめていく。すると、これも「接待交際費」あれも「接待交際費」…。オレは二ノ宮知子か! それにタクシー代も多いなあ。でも、年間40万を超さない限りは、駐車場を借りるよりも安いってことで、現状を良しとしよう。
その他、医療費、固定費として家賃や光熱費、各種通信費などをこまめに入力する(ここまでで2週間が経過)。自作のExcelシートも所々を青色申告用に改良し、今年からの入力をしやすくしてみた。支払調書もほぼ揃ったので、この時点で年間売上、経費などが算出できた。数値は、まあ予想どおり。
続いて、去年と大きく違う作業として、銀行口座の入出金明細をExcelに入力する作業を行う。通帳に記帳されているものを入力するのはゴメンだが、インターネットバンキングで照会した内容をHTMLで保存してあったので、まだマシかな。だがここでひとつ問題が…。HTMLでは、日付や払戻/預り金額などがすべてテーブルで組まれている。そのテキストをコピーしてきても、タブであるべきところが改行になっていたり、全角スペースになっていたりして、とてもExcelにペーストできる状態ではないのだ。テーブル内のテキストをどういうルールでコピーするかはWebブラウザ毎にロジックが異なるだろうから、IE、Safariと試したところ、FireFoxがいちばんまともにテーブルを解釈してくれた。これならテキストエディタで簡単な全置換処理をするだけで、Excelにペーストできるタブ区切りのテキストに整形できる。やるね>FireFox
今日までのところはここまで。明日からいよいよ帳簿付けになるのだが、これはこれでちょっと気が重いなあ。でも1円でも多く還付金をゲットするためには、通らないとならない関門だもんな。フリーランスにとって還付金は、奪われたものを取り返す(また、そういう語弊のある言い方を)ことであり、ボーナスでもあるのだから。