まだ時間があるので、NHKそばにて瞑想中。ふと思った。みんな本当はこの状況に叫んだり喚いたりしたいのに、忍耐だとか美徳だとかに縛られて、平然を装いながら世の中綺麗に横並びで狂っていくのかな。
大人とか子供とか富があるとかその日暮しとか、良識ある判断とか関係なく、言いたい事を言って、やりたい事をやった方がいいよ。もう崖っぷちなんだから。
ソングライターズの収録も終わり、 その後の飲みの席では当然現状に関する話題に終始するんだけど、昼間にツイートした現実認識が間違いではなく確信になったのが救われた。誰からも何の反応もなかったから、俺は悲観論者かと不安になったんだよね。
師匠の詩について色々話した。自分の中にはあの日からずっと「生き残ってしまった者として」という意識がある中、あの詩は「幸運にも生き残った」ではなく「偶然にも生き残った」という視点だと言われた時に、これまた救われた。そう、この認識の違いは大きい。
前にもツイートしたかもしれないけど、まずは浜岡を筆頭に原発稼働を停止したら、各地域の電気供給がどうなるのか明快な情報を出しなさいよ。うちらはそれを判断して、今、原発を稼働すべきかどうかの国民投票をしようや。
ソングライターズの収録、学生との質疑応答の場面で何人かの人が自分の考えを述べながら涙ぐむ場面があった。たぶん自分の気持ちを言葉に出して、人に聞いてもらって、人に肯定されたことに安心したんだと思う。それを見た時に、今の状況で彼らをケアする方法が決定的に欠落していると思った。